09年8月22日 第101回 「~レタッチャーの未来について考える~」

今回の関西電塾は株式会社トーンアップ様で行いました。
進行はおなじみ関西電塾運営委員で株式会社トーンアップのディレクターでもある菅様です。「~レタッチャーの未来について考える」と題して、新しい切り口や可能性についての独自の推察をプレゼンテーションして頂きました。
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100回記念の電神祭では運営スタッフも驚きの動員数でしたが、前回よりはアットホームな感じの今回。
その分、ここでは書けないような裏話や関西の現状、はたまた見積もりに関することまで飛び出しました。毎回このような話まで出てくる関西電塾、もし参加に迷っている方がいらっしゃっても次回は是非ご参加下さい。それぞれの分野の本物のプロフェッショナルがお待ちしていますので、きっとどんな悩みも解決してくれます(多分)。
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ここからが本題です。
色々な雑誌や場面で特集され、短期間で激増したレタッチャーという職業。
大阪ではまだまだ少ないが、東京ではすでにカリスマ的な人まで現れている。
マスメディアの影響もあって、今は流行好きのADやデザイナーにもてはやされているが、はたしてこの現状がいったいいつまで続くのか。
一握りの成功者がいる分、アドバンテージの少ない人たちは頭打ち。
これからはいかにそこに付加価値をつけていくのか、またレタッチの技術を使って何か他のことができないのか。
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その中の一つにトーンアップ様が提示したのが「Adobe After Effects」を使った技術。
具体的な作り方に関しては割愛しますが、クロスオーバーメイドで単一の画像から動画広告を制作する実例を挙げて頂きました。
参加者全員目から鱗の、すばらしい技術です。
最初に見た時、皆一様に「なぜ2Dである写真でこんな奥行きのある動画がつくれるのか?」と驚いていました。

また、「Adobe After Effects」を使って静止画の制作も見せて頂きましたがこちらもすごい!の一言でした。視点をちょっと変えるだけでこんなことが出来るなんて本当に素晴らしかったです。「Adobe After Effects」=動画制作ツール、という概念が一気に吹き飛びました。
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視点を変えること、挑戦してみることでここまでできるものなんだなぁ、ととても感動しました。

今回は様々な見積もりに関する質問が飛び出し参加者全員が大盛り上がりでした。
みなさん、色々と悩んでいます。

100回を超えても、200回300回とまだまだ走り続けます。
次回も是非ご参加下さい、スタッフ一同お待ちしています。

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