2008年5月24日[土]
第88回 関西電塾レポート
あじさいの季節になった5月中旬、富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社さんのご協力のもと、
第88回関西電塾が開催されました。
第88回関西電塾レポートの担当は西田です。
拙い文章ですが、おつきあい宜しくお願いします。
今回の電塾は『今さら聞けない印刷の話』というテーマで開催されました。
デジタルになり、全てがボーダレスになってきている今、デザイナー、カメラマンも
印刷の知識が必要です。
でも今さら聞けない…
そんな方のため!!
そんなリクエストにお応えしました。
内容は…
印刷に必要なもの 水・刷版・インキ・紙について
網点の基礎知識
印刷における調子再現とドットゲイン
スキャナセットアップとプロファイル変換の違いとプロファイル運用
などなど
電塾は
いつものように自己紹介からスタート。
まず[今さら聞けない印刷の話]というテーマで
富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社
槇 秀孝氏[大阪支社 技術部]に講演していただきました。
普段なかなか見ることの出来ない印刷に使われる道具であったり、技術であったり、
丁寧に分かりやすく解説いただきながら話して頂きました。
次に
・結局、adobeとsRGBでどう違うの?
・いろいろあるシャープはどうかければいいの?
・データをカクダイする方法は?
というテーマで[検証会1]が行われました。
カメラマン側からの意見だったり、デザイナー側からの意見だったり、製版側からの意見だったり。
皆さん考え方が違ったり、やり方が違ったり。
会場におこしの方から様々な意見がでて、盛り上がりました。
それから[デジタルで写真集を作ろう]というテーマで
株式会社大伸社
小林章夫氏に講演していただきました。
自分だけのオリジナル写真集を作りたいと思っている方が知ったらお得!!
な、オンデマンド印刷手法でのデータ作成から手配の仕方まで。
見本をあわせて分かりやすく説明していただきました。
オンデマンド印刷はリーズナブルな価格で出来ますが、やり方を知らないからなかなか手をつけづらい。
そんな悩みが吹っ飛ぶ内容でした。
最後に、
富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社様のご協力で、DDCPを贅沢に出力して[検証会2]を
その場で行いました。
実際にフォトショップで使用する機能の精度であったり、差であったり、、、実際に比較出来るのは
とても分かりやすかったです。
ここでも印刷物を囲んで会場は大変盛り上がりました。
[今さら聞けない印刷の話]をテーマに開催された88回関西電塾は大成功で終わりました。
次会の電塾もご期待下さい!!!