関西電塾は2017年より、不定期開催になりました。
詳細が決まりましたら、下記のサイトで告知します。
http://peatix.com/group/9145/view
フォローしていただくと、案内が届きます。
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153回目の関西電塾、今回の講師は月間コマーシャルフォト誌上でライティング情報を執筆されている玉内公一氏と、Canon一眼レフのチューニング&メンテナンスサービスを大阪で展開されるPDA GALLOPの代表 山下亮氏の2名です。
まずはPhotokina 2016のお話です。
2年に一度開催される世界最大級の写真関連展示会、玉内氏がその全貌を紹介していただきました。
Canon 8K動画やニコン360°VR、
従来からの有名メーカーはもちろん、
LED機材も今や演色数が90以上のものばかりで、
サードパーティ製のTTLオートのストロボ機材も増えてきており、今後は手軽な価格でライティング表現の幅が広がっていくとのこと。
玉内氏オススメの機材も紹介されました。
GODOX AD600の閃光テストです。
ブロンカラーのアンブレラと組み合わせた実験では、ハイスピードシンクロ1/8000の閃光時間でジャンプする被写
バッテリー駆動でかつ安価に手にはいる機材となれば、今後こういったメーカーの運用も現実的になってくるのでしょうか?
iPhoneからのアプリ連携で無線コントロールが可能
バッテリー駆動でロケーションでの運用が可能に。
カクタス ラウンドフラッシュ ディフューザー
リングライトのように使えるストロボディフューザー、
カクタスクリップオンストロボ RF60
Profoto D2やブロンカラー シロスLというハイエンド機材もなかでもカクタス V6Ⅱ トランシーバーを推す同氏。
各社クリップオンストロボに対応していて、
ジェネレーターから発光させたハイスピードシンクロモードも実演
カクタスが実現する各メーカー互換ハイスピードシンクロの仕組み
ディレイ、マルチ発光などの特殊な発光機能は、
後半はPDA GALLOP代表の山下亮氏
冒頭から立ったままカメラを分解されていく山下氏、驚きのパフォーマンスに歓声があがります。
マウントからセンサーまでの距離であるフランジバックと呼ばれる
フランジバックの誤差によるピントが合わない理由を熱弁される山
意外と知らない本当のピントのメカニズム。
我々が「ここがおかしい?」と思っていても、
ボディとレンズ、両方の状態を見極めて、
同社のメンテナンス基準はCanonのサポート以上に厳密だそうです。
Canonユーザーにとっては本当に心強いメカニックだと思います。皆さんも一度PDA GALLOPを尋ねられてはいかがでしょうか。
関西電塾第152回、今回の講師は染瀬直人さんです。
まずは先生の360度VRに関わるお仕事。本の出版、講演、広告などのご紹介。
今やVRは様々な需要があります。
不動産の物件の紹介、社会科見学、美術館で例えば立ち入り禁止の茶室を見れたり。もちろん広告の分野です。
エンターテイメントの分野では近年大変注目されています。
先生がおっしゃっていた VR=「現実に体験できないものを体験出来る」
確かに随分以前からヴァーチャルの世界の体験は開発されていましたが、近年の3DCGなどの技術の進歩により、より一層リアリティーが得られるようになりましたし、身近な存在になりました。
次に360度のカメラの紹介。
想像以上に360度のカメラってたくさんあるんですね。
ゴープロが有名ですが、他にもたくさんの種類のカメラがあるんですね。
用途に合わせてカメラの台数も変えたり、レンズの焦点距離を変えたりしているそうです。
なんと、16台のカメラを使って撮影することもみたいです。
次に編集ソフトの使い方を実際にステッチを行いながらご説明いただきました。
コンピュータの自動処理である程度の作画が可能となっていて簡単に360度の画像ができるんですね。
あとはみなさんにも実際にVR体験していただき、行列ができていました。
最後に懇親会もあり楽しく終了となりました。
第150回関西電塾 今回のテーマは「photoshopしよう!デジタルフォトしよう!」でした。
講師は永嶋サトシさんです。
まずはじめに三色分解撮影 Color Stream 技法についてお話ししていただきました。
トーンカーブのレイヤーを重ねてカラフルな写真を作る手法です。
従来は、三原色フィルターの交換という作業が必要なため、一コマずつの撮影にどうしても物理的な時間が必要でしたが、photoshopを使っての作り方を教えていただきました。
この手法を使った作品「Color Stream」を見せていただきました。時間の流れを色の流れとして表現した作品です。
「Color Stream」とは上空を流れる気流(Jet Stream )に由来しているそうです。間に質問を挟み作品に皆さんとても興味深々でした。
その他モノクロ写真をカラー写真にする方法など、photoshopを使った手法を色々とご紹介いただきました。
第149回関西電塾 今回のテーマは「フォトショップしよう」
講師はレタッチャーのシノダタカさんです。
モデルの肌のレタッチテクニックや商品撮影の色変更の方法など。
目的によってツールを使い分けて適切な画像処理テクニックのお話。
その他にもCGでオブジェクトや背景を作ったりと高度な作業を解説しながら実践していただきました。
第147回関西電塾〜現役レタッチャーデザイナーによる実践フロー解説〜
今年最後の関西電塾はレタッチャーの山田さん、アートディレクターの井川さんに講師で来ていただきました。
前半は実際にお二人の案件を例に、デザインのワークフローと制作の裏側を解説。
グラフィックデザイナー井川さんはカンプをクライアントに提出して撮影、画像処理までの過程を解説。コンセプトビジュアルを作り、1枚絵で説明できる物を作るよう心がけているとのことでした。
何パターンもデザインを作って提案をして、やっとクライアントに決定をしてい制作に進めていけるそうです。
その後カメラマンやスタイリスト、ヘアメイクに決定した撮影ラフを共有して撮影日の香盤表など作り撮影スタート。撮影現場でも衣装、小道具、ヘア等様々な問題をクリアして画像処理の方へ移ります。
レタッチャーの山田さんは現場に立ち会って、上がってきた撮影データに対してどのような処理が必要なのかをクライアントやディレクター、カメラマンにスタイリストとヘアメイク等現場にいるスタッフに事細かくヒアリングをするそうです。
そうして撮影に携わった方たちの考えを汲み取って作業をする事で更にクオリティの高いものを作り上げていけるとおっしゃていました。そして上がってきた画像をどのように処理をしたかを実際の処理データを見ながらレイヤー解析をして頂きました。後半はレタッチャー山田さんによるレタッチのテクニック講座。
過去に電塾で講義して頂いたレタッチ25をおさらいして頂きながら、コピースタンプの効果の解説や人物の肌の調整の仕方、マスクの簡単な抜きかた等のタメになるテクニックをレクチャー。
ここで一つテクニックを公開!
人の肌を綺麗にする際はコピースタンプ、トーンカーブを駆使しながら調整。
スタンプのブラシサイズは極力小さし、細かくして気になる所をこまめに消していく。ブラシサイズが小さいと画像がどんどんボケていくので綺麗にならないです。
人のクマやシワに関しては、トーンカーブで明るくしたものにマスクをしてブラシで調整。気になる部分を明るくしていく事でシワやクマを薄めていくというテクニック。
などなど、だれでも実践できるテクニック他にも講義して頂きました。今回も大変タメになる盛りだくさんの内容で関西電塾をお送りしました。
講師の山田さん、井川さん、ありがとうございました!
ちなみに講義の後の懇親会の風景です。名刺交換やお酒を飲みながら楽しそうに皆さん懇親を深められていました。
写真の基本がわからない!写真って難しそう!
第146回関西電塾 今回のテーマは「写真の基本」でした。
講師は2055のHIROSHIさんです。
本当に基本の勉強です。絞り、シャッタースピードの説明など
ただ今回はもちろんベテランの方も来て下さいまして
一部濃ゆ〜い内容になりました。絞り値、シャッタースピード、光量を「蛇口」「水の量」「バケツ」に例えての説明は分かりやすかったです。
その他にも黒の背景と白い被写体で「白とび」「黒潰れ」の説明などもありました。
ヒストグラムの説明、色温度の説明、レンズの焦点距離による写真の見え方の違い、どうやって自然光を使わずに自然光っぽく撮るか、などなど
最後に質問コーナーでしたが、みんなで笑いも交えたディスカッションになりました!
人に対して教える時にも大変役立つことも多く、
「あーこういう方法で言えば分かりやすい!」
などなど、仕事でもデザイナーさんに説明する時など役立ちそうでした。
なかなか分かっていても説明できないときありますもんね、、
すごく楽しい講義でした!
第144回関西電塾 「PhotoshopとLightroomの連携」関西電塾版
今回のテーマはPhotoshop LightroomのBack to Basic〜基本に戻ろう〜
講義内容は前半ではRAWデータの扱い方の基本や、カメラメーカーの純正ソフトとAdobe製品との違いなどを解説して頂き、後半ではLightroomとカメラメーカーの純正ソフトでの現像の違い、Lightroom上でのrawデータのプロファイル設定などについてでした。
こちらはRAWデータとjpegの違いです、変換データとは電気信号がアナログからデジタルに変換された状態の物で、この時点ではまだ画像ではなくカメラ設定などを通して初めて画像になります。
こちらではプロファイルの違いの解説です。
画像1がLight roomの初期設定のプロファイル「Adobe standard」で現像した物です。
画像2は純正ソフトでを現像したものでプロファイルはカメラで設定した時の状態のものです、今回はニコンでテストされてましたので「スタンダード」という設定でした
少し分かりにくいですがLight roomの初期設定のプロファイルで現像したものの方が色のコントラストが高いのが分かります。
こちらは画像3がLight roomのプロファイル設定「camera standard」で現像した物で
画像4が純正ソフトでを現像したものでプロファイルはカメラで設定した時の状態のものです。
先ほどと代わり若干まだ彩度は高めですが純正ソフトに近づいた結果になっています。
などなど盛りだくさんの内容でお送りしていただうた第144回関西電塾のレポートでした。
今回来て頂いた方々、講師のBOKO塚本先生、ありがとうございました!
【第144回関西電塾】 「PhotoshopとLightroomの連携」関西電塾版 5/23
Adobe デジタルフォト&デザインセミナーで
Back to Basicセッションを担当するBOCO塚本が
「PhotoshopとLightroomの連携」
Lightroomは知ってるけどイマイチ難しい、
基本の使いこなしからじっくりご紹介します。
2015年5月23日(土)
13時 受付
13時半 セミナー開始
17時 セミナー修了
講師プロフィール
フォトグラファー
BOCO 塚本(ぼこ つかもと)氏
1961年生れ。1994年フリーランス、
GALA出展、2007年個展「融和」、ほかグループ展、
関西電塾運営委員、公益社団法人日本広告写真家協会(
申込
http://peatix.com/event/89059/