5月, 2010

第109回関西電塾

< このセミナーは終了しました。>

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発表されましたフォトショップCS5!!

またもや想像以上の進化
フォトショップと言えば永嶋サトシ氏
新機能だけではないフォトショップセミナーです

※DLの始まった体験版を使用します

13:00~ 【受付】

13:30~13:45 【自己紹介】

13:45~17:00 【関西電塾のPhotoshop講座】

永嶋サトシ氏

デジタルカメラ学習塾(電塾)運営委員
社団法人日本広告写真家協会 会員
社団法人日本写真家協会 会員

日 時:【 5月22日(受付13:00~) 】

10年04月24日 第108回 「いまこそ武器を持て!」

早足に桜の季節もすぎて、
つつじが美しく咲く頃となりました。

今回、電塾セミナーレポート執筆を担当いたします、
コーディネーターアシスタントの水平(ミズヒラ)です。

第108回関西電塾、テーマは
「いまこそ武器を持て!」

低迷する日本の景気、生き残っていくためには
クライアントに納得してもらえるように
知識や技術を身につけることが必要です。
内容は以下のとおりです。

●2Dを動画に変える●
 
ビジュアルディレクター
株式会社トーンアップ 関西電塾運営委員
 菅 学さん

●広告表現に活かせる色の知識●
CMS管理者 レタッチャー
 株式会社トーンアップ 
 田中 英喜さん
 

フォトレタッチ応用技術解説●

総合図案者
関西電塾運営委員
篠田 隆浩さん 

以上3名の方を講師に迎えて、お話を伺いました。

●2Dを動画に変える●

もともとは一枚の静止画である写真を、
『MOTION RETOUCH(モーション レタッチ)』
とよばれる技術で動画化できます。
使うソフトはアドビのアフターエフェクトです。
静止画と動画の違いは「時間」。
これを与えるために、
パース
ぼかし
トランジション
静止画の一部を動かす(時計の針がうごく、湯気が揺れる、火がゆれる)
など、さまざまな工夫をこらし、動画化します。
この技術をMOTION RETOUCHとして売り出していこうと考えています。

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MOTION RETOUCHのメリットは

平面しかなくても動画をつくることが可能ということです。

菅さんは、
平面素材が活かせる。
撮影がなくて済む。
レタッチ済みのデータをオプションでつけられる。
2Dとムービーのはざまの新しい表現の可能性

という特性を挙げました。

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●広告表現に活かせる色の知識●

色の知識をたくさんの例をだしました。

普段は気づくことのない、人間の目による補正。
PCデータ上の同じ数値の色でも、背景によって、印象がちがってきます。

クライアントのモニターでの違いも考慮しなければなりません。
その違いを理論化することで、整理されて、ほかの場合においても応用がききます。

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そもそも人間の目は絶対ではなく、相対的にものを見ています。
数値に惑わされることなく、自分の感覚をもとにしましょうという結論でした。

フォトレタッチ応用技術解説●

ソフトを使いこなせ!

イラストレーター、CINEMA 4Dというドイツの3Dソフトをはじめ、PCでの実演を行いました。

特にCINEMA 4Dでは平面であるモデル写真に、3Dでつくられたまつげをつけるところを実演しました。
3Dで一度作ると、そのファイルをつかえばパターン化され、ほかの場面でも使えます。

汎用性
実際になくても撮影が可能
データ書き出しの入出力も多様

という利点があります。

いま、関西は値段競争、スピード競争の時代になっています。
「安かろう悪かろう」ではなく、
クオリティでの差をつけることを考えるべきという
お話でした。

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3名のお話は、とてもおもしろかったです。
すぐ影響されてしまうので、アフターエフェクトも色の勉強も3Dもやってみたくなりました。

知らないことを知るのは楽しいです。
いつもどんなことをしているのかがちょっと見えた気がします。

普段は聞けないお話が聞けるので、学生の人たちとか、もっといろんな人が来て欲しいなと思いました。

次回の関西電塾は・・・