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6/27（土）開催
【広告写真、これまでの10年、これからの10年】
今月は関西電塾は初登場の川本 康氏
業界の人で「コマーシャル・フォト」を知らない人はいないでしょう
最先端の情報が集まる「コマーシャル・フォト」編集部の川本氏からの
メッセージです、聞くしかないです。
受付 13:00～
13:30～13:45 【自己紹介】
13:45～17:00 【広告写真、これまでの10年、これからの10年】
ニコンD1が1999年9月に発売されて、今年でちょうど10年。この間の広告写真、写真家の変化を振り返ると共に、これからの10年について、「コマーシャル・フォト」編集部の立場からお話します。
カメラのデジタル化はこの10年でようやく一段落しましたが、写真に関わる人の仕事のやり方はフィルム時代と根本的に変わっているわけではありません。それは広告写真の最終的な出力先が、雑誌や新聞、ポスター、カタログなどの紙媒体だったからです。
しかし現在は、紙媒体からインターネットやモバイルへと急激なメディア転換が進んでいる真っ最中です。ネットワークを核にした本格的なデジタル時代においては、写真の概念や、撮影の仕事そのものが根本的に変わります。いままで以上に仕事のやり方を変えたり、仕事の幅を広げたり、違うジャンルの仕事に挑戦しなければならないでしょう。
たとえば最新のデジタル一眼レフカメラは、ほとんどすべての機種でハイビジョン動画を撮影できるようになっていますが、このトレンドが意味するところは一体なんでしょうか？
昨今の出版業界、広告の状況を踏まえて、今後紙メディアはどうなるか？
これまで印刷と写真は切っても切り離せない関係にあったが、今後どうなるか？
動画と静止画の垣根が低くなっているが、写真家はこの動きにどう対応すればいいのか？
など、紙媒体の編集者としての私自身の実感も含めてお話しできればと思います。
川本 康 「コマーシャル・フォト」編集部 編集次長
